◆温泉の入り方?!◆
皆さん、こんにちは!
日本旅行といえば「温泉」をイメージする方が
多いのではないかと思います。

皆さんは温泉に行かれたことはありますか?
お湯に浸かる文化があまりない国の方たちからすると、
日本の温泉文化は驚くことばかりかもしれません。
最近は観光地に行かなくても街中に「スーパー銭湯」と呼ばれる
複合施設が多くあるため、温泉はより身近なものになっています。
温泉に入るときにはルールがあることをご存じですか?
日本人からすると当たり前のことと考えていますが、
外国人の皆さんは知らなくて当然です!
今回はそんな温泉のルール、マナーについて勉強してみませんか?
温泉は多くの人が一緒に利用する場所です。
まず、お湯をきれいに使うためのマナーを見てみましょう。
★ タオルは浴槽につけない
たとえ未使用のきれいなタオルであっても、
他の方にはそれがわからないので不快感を持たれることがあります。
浴槽にはタオルを持ち込まないようにしましょう。
★ 入浴前は「かけ湯」をして体の汚れを落とす
浴室に入るとすぐに浴槽に入りたくなりますが、
まず浴槽のお湯をすくい、何度か体にかけて、
汚れを落としてから入るのがマナーです。
★ バスタオルや水着を着用して入らない
テレビや雑誌を見ているとバスタオルをかけて
浴槽に入っているシーンをよく見かけますが、
一般の利用者はこのように入ってはいけません。
服をすべて脱いで浴室に入ることに慣れていない
外国人の方にとっては少し恥ずかしく感じるかもしれません。
しかし日本の温泉ではお湯につかることで様々な効果を得ることができ、
また、何よりもリラックスをして過ごす場所であるため、
日本の文化として理解していただければと思います。
★ 髪がお湯に浸からないように注意する
こちらは髪の長い方が特に注意しなければならないのですが、
髪にも汚れや整髪料が多くついているものです。
髪を縛ったり、シャワーキャップを使って注意しましょう。
次は、そのほかのマナーについて見てみましょう。
★ 体を浴室でよく拭いてから脱衣場に移動する
先ほど浴槽にタオルをつけてはいけないと話しましたが、
浴室にタオルを持ち込む必要があります。
なぜなら、浴室から出る際に体をよく拭き、
脱衣所をぬらさないよう注意しなければならないからです。
★ 周りの人にシャワーのお湯やシャンプーの泡などがかからないようにする
多くの人が一緒に利用する場所なので、
体を洗うときは周りに注意してしましょう。
★ 大騒ぎはしない
家族や友人と話をしながらの入浴はとても楽しいものです。
しかし、プールや海水浴場ではないため、
周りの方に迷惑をかけるほどの大騒ぎはやめましょう。
日本の温泉はゆっくりくつろぐ場所でもあるので、
ぜひその雰囲気を楽しんでみてくださいね。
★ 写真を撮るなら許可を取る
温泉は景色がきれいだったり、
雰囲気が良かったりと、写真を撮りたくなるものです。
ですが、服を脱いで利用する場所であるため、
基本的に人が入っている場合写真を撮るのは好ましい行為ではありません。
人がいない時間に入ったり、周りの方に許可を取って撮影するなど、
配慮が必要であることを忘れないでくださいね。
また、許可を取っていたとしても人が写っている場合は
SNSなどにアップロードすることは控えましょう。
いかがでしたか?
ルールが多くてめんどくさい!
覚えられない!
と思われたかもしれません。
私は、外国人の方はすべて覚えようとしなくてもいいと思います。
周りの日本人がどのように利用しているか見てみたり、
何より、「みんなで利用している」ということを忘れなければ大丈夫!
一人ひとりが意識をすることで
みんなが気持ちよく利用することができますよね!
皆さんも、温泉を利用される際には気を付けてみてくださいね。